事業開始時の資金
事業を始めるにはお金が必要です。
十分なお金があれば問題ないですが、最初から十分なお金がないことが多いでしょう。
お金がなくても事業を始められる業種があれば、お金がないと事業を始められない業種もあります。
ITインターネット業やサービス業は内容にもよりますが、比較的開業初期にお金が不要な業種です。
反対に、飲食業や美容院、病院の場合は、事業所の賃借料やサービスを提供する場所の工事が必要になり多額の初期投資が必要になるでしょう。
私が開業するにあたって、開業資金は自己資金で十分賄うことができましたが、日本政策金融公庫から融資を受けました。
融資が必要ない場合でも、事業を開始した直後は売上が伸びずに日々お金が減ることがあります。そんな中でもお金が底をつきそうな状態よりもある程度お金があると心の余裕ができるので、借りられるなら問題ない範囲で創業融資を受けた方が良いでしょう。
融資の流れ
どこから融資を受けるか、を悩むところですが、最初は日本政策金融公庫が身近な金融機関になります。
日本政策金融公庫は、2008年10月1日付で設立された財務省所管の特殊会社、日本に5つある政策金融機関(政府系金融機関)の1つです。
事業開始時には、日本政策金融公庫の創業融資を利用することになります。
日本政策金融公庫の創業融資を受けるにあたっては、まずは近くの支店の窓口に行きます。
ネット申し込みもできるようですが、対面で直接相談をした方が安心です。
まずは初期相談、その後に事業計画書を作成して必要書類(過去の源泉徴収票や銀行口座残高明細等)を提出します。
その後、事業計画書や必要書類に関する質問を兼ねた面談を行い、審査になります。
審査を通過すると融資が実行されます。
融資の実行は早ければ1か月ほどです。
融資決定のポイント
日本政策金融公庫は政府の機関であり個人事業主や法人へ創業を応援する立場なので、できる限り融資をしてあげたい、という気持ちが強いかもしれません。
ただし、しっかりと融資実行の要件を満たす必要があります。
担保がない融資なので、借入時の資産がどれだけあるか、を確認されます。
また、事業計画書の内容についてチェックされます。
事業計画書の書式は以下のURLにあります。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
これまで事業経験があるか、事業をするための資格や認可を取れているか、事業計画の実現可能性があるのか、をチェックされます。
「事業の見通し」は事業を始めた当初は書きにくいですが、しっかり書く必要があります。
手書きだけではなくエクセルで記入をすることができ、記入欄が足りなければ別紙に記入することもできます。
私も開業当初に事業計画書を作成して日本政策金融公庫から創業融資を受けました。
創業融資を受けるためのアドバイスを承っておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
編集後記
Amazonブラックフライデーで購入したワイドモニターが事務所に届きました。
大きくて使いやすいですが、思っていたよりも解像度が低いので(そんなに安くもないのですが)、 次回購入するときは金額が上がっても解像度の良いモニターを選びたいと思います。
今夜はW杯決勝戦のアルゼンチン対フランスです。
実は、アルゼンチンの試合もフランスの試合も今回のW杯でまだ見ていません。
22時からや4時からならまだ見やすいですが、決勝戦は0時から。
最後の試合なので、頑張って起きて決勝戦を見たいと思います。