独立後の仕事の増やし方
公認会計士が監査法人から退職して独立した後の働き方に、依頼者と直接契約する「元請け」の働き方と、知り合いや監査法人等から仕事を間接的に請ける「下請け」があります。
どちらの働き方の方が良い、というのは一概には言えません。
今回は元請けと下請けの働き方についての内容になります。
元請けと下請け
元請け、は直接依頼者と契約できるので下請けと比べると単価が高くなります。
ただし、これまでのコネクション等がないとなかなか直接契約を結ぶのは難しいです。
特に監査契約を個人で契約するとなると監査法人時代に数十年の経験がないと難しいでしょう。
税務については、多くの会社や個人事業主等からの需要があるので監査と比べると元請けでの仕事が取りやすいです。
元請けは単価が高くなる傾向にありますが、期限や品質に対して全責任を負うのでより責任ある働き方になります。
直接仕事を取ることができるまでは下請けでの働き方が多くなります。
公認会計士の独立後の典型的な下請けでの働き方は監査法人の非常勤です。
監査法人の非常勤(パート)は時給が良く、公認会計士が足りていない監査法人が多いので非常勤の需要がたくさんあります。
また、最近は公認会計士を企業に派遣するような会社もあります。
下請けは元請けよりも安定しないかもしれませんが、公認会計士ならではの高単価の案件もあります。
自分の趣味に生きるために下請けでしか働いていない公認会計士もいます。
私の場合
私は、元請けも下請けもあります。
しばらくはどちらの働き方があってもいいかな、と思っています。
20年後に下請けは厳しいかもしれないので、少しずつ元請け比率を高めていければと考えています。
開業当初に声をかけていた方々から少しずつお仕事のお誘いをいただけつつあるので、下請けの関与先が増える予定です。
2023年は以前よりも外に出やすい環境になりそうなので、多くの人と出会って積極的に仕事をしていきたいです。
編集後記
今週は引き続き確定申告を進めました。
概ね予定通りに進んだので、問題がなければ来週中に確定申告を終わらせることができそうです。
まだまだ油断できない状態なので、1日1日を大切にしてコツコツと進めていきます。
今週のスタバは新商品の「さくら咲くサクフラペチーノ」
価格は690円(持ち帰りなのでもう少し安かったです)、となかなかのお値段でした。。
最近は暖かい日が多いので、春の訪れを感じます。